実質料金の出し方
回線の広告に出ている月額は、割引が全部効いたあとの数字であることがあります。総額で比べないと意味がありません。
計算式
実質料金
実質総額 = 初期費用 + 月額 × 契約月数 + 端末代 − 受け取れた特典
実質月額 = 実質総額 ÷ 契約月数
この式で全候補を並べます。月数はすべての候補で同じ数字にそろえてください。2年契約と3年契約を総額のまま比べても意味がありません。
入れ忘れやすい費用
①事務手数料。契約時に一度だけかかります。
②開通工事費。分割で月額に上乗せされることがあります。「実質無料」は、割引が同額入って相殺される形式が多く、途中解約すると残りが請求されます。
③ルーター・端末の代金。レンタル料が毎月かかる場合と、端末を分割で買う場合があります。
④オプション。キャンペーンの条件として有料オプションの加入が必要なことがあります。不要なら適用条件を満たせないので、その特典は計算に入れないでください。
⑤解約時の費用。撤去工事費がかかる場合があります。
特に②と④は、広告の月額には出てきません。申込ページの下部にある注記に書かれています。
工事費とキャンペーンの適用条件を確認する
適用条件・受け取り時期は公式サイトの記載で確認できます。
- 料金・キャンペーンは公式サイトの公表値です
- 提供エリアと工事の要否は住所により異なります
- 申し込み前の確認は無料です
キャッシュバックの落とし穴
金額の大きさより、受け取れるかどうかのほうが重要です。次を必ず確認してください。
・いつ受け取れるか(開通の数か月後、というケースがあります)
・どうやって受け取るか(申請が必要な場合、その案内がいつ・どこに届くか)
・申請の期限
・オプション加入などの条件があるか
案内がメールで一度だけ届き、期限内に手続きしないと失効する、という形式が実際にあります。受け取り月をカレンダーに入れておくだけで防げます。
比較のときは、「確実に受け取れる分だけ」を特典として計算に入れるのが安全です。
比べ方の手順
①候補を3つまでに絞る。多いと比べきれません。
②契約月数をそろえる。36か月なら全部36か月で計算。
③上の式で実質総額を出す。特典は確実に受け取れる分だけ。
④差額を見る。月あたり数百円の差なら、速度の安定性やサポートで選んで構いません。
差が月1,000円を超えるなら、その理由が契約期間の長さや解約金の重さにあるかどうかを確認してください。
セット割を含めた条件を確認する
スマホとの組み合わせで総額が変わります。適用条件は公式サイトで確認できます。
- 料金・キャンペーンは公式サイトの公表値です
- 提供エリアと工事の要否は住所により異なります
- 申し込み前の確認は無料です
今の契約を切るとき
乗り換えで安くなっても、今の契約の解約金と工事費の残債で相殺されることがあります。先に次の3つを調べてください。
・契約の更新月(この月なら解約金がかからないことがあります)
・工事費の分割があと何回残っているか
・撤去工事が必要な契約かどうか
合計が大きい場合は、更新月まで待つほうが得になることがあります。乗り換え先が負担してくれる制度がある場合は、上限額と条件を確認してください。